７月１４日の朝日新聞の高樹のぶ子さんの「『健康な食生活』という呪縛」という記事がありました。最近、テレビ番組などで、健康のための食べ物や運動が紹介される機会が格段に増えました。
私も、健康番組を熱心に視聴している一人です。おかげで、サバの水煮の缶詰をたくさん買ってきたり、好きでもない納豆を毎朝食べたり、油はオリーブ油に変え、ドレッシングは酢に変え、書き出せばきりがありません。
有酸素運動と筋肉をつける運動の両方が必要ということで、ウォーキングだけでなく、ジムで筋トレマシンを使ったり、登山に行ったり、ヨガもやったり、これまた書き出せばきりがありません。
健康寿命を延ばしたい、子供たちに迷惑をかけたくないという一心から行っているのですが、確かに呪縛にはまっています。呪縛にはまることが健康にいいのか、疑問と言えば、疑問です。神経質になることが、かえって健康によくないと言えます。この呪縛から逃れたほうがいいのかと思いましたが、「健康オタク」という言葉に目が留まりました。
楽しんで、健康番組を見て、実践するのはいいのではないか。私は、健康情報を取り入れて楽しんでいるので、それはそれでいいのかもしれない。と思うようになりました。
そうです、呪縛ではなく、「健康オタク」になろうと思います。
