Joyful Lifeを目指す私のブログ

骨折や腰痛を克服しながら、生活を楽しむようにがんばっています。

日本語教室のボランティアを始めました。

 先日、日本語ボランティア入門講座に2回行って、在日外国人の実態を知り、日本語教室の紹介を受けました。時間的なことと場所的なことから考えて、市役所地下で行っている国際交流協会の日本語教室ならやれそうかなと考えました。第3回の講座が最終だったのですが、台風のため延期になったのですが、まず、見学した方がよくわかると思って、行ってみました。

 ベテランの人のやっているのを見ているといいと言われて、横で見ていました。一人の人が二人の若者を教えていたのですが、二人のレベルが違ったので、結局、マンツーマンで私が、一人の若者を教えることになってしまいました。

 その若者は、中国人の研修生でした。1年半前に日本に来たので、少しはしゃべれるのですが、中国人の仲間としか会話していないので、あまり上達していません。会社では、機械の部品の組み立ての一部を行っているそうですが、それが何になるのかよくわからないそうです。おそらく車だろうと言っていました。朝8時から夜8時まで働くそうです。休憩は昼の12時から1時までの1時間だけだと言っていました。それ以外は、トイレや水を飲んだりは自由にできるが、休憩はないと言っていました。随分過酷だと思いますが、本人は慣れたから大丈夫だと言っていました。

 日本語能力試験を受けたいからというので、テキストを持ってきていました。今日やってみた箇所は、「・・・んです。」という言い方の練習です。「いつ戻ったんですか?」という場合、なぜ「ん」がつくのか?そして、答えるときは、「1時に戻りました。」というふうに、「ん」をつけないのは、なぜなのか?説明に困りました。改めて、日本語はむずかしいと感じました。

 こんなことでやっていけるのかなとも思いましたが、会話をするのは楽しく、ボランティアに参加するしないは、連絡しなくてもよいと言うことなので、気楽にできるという点でいいなと思って、ボランティアに申し込みました。

 今日やってみて、一番よかったことは、中国人に対しての偏見が少し解消されたということです。海外旅行に行くと、中国人はうるさく、態度が悪く、いつも嫌な気持ちになっていました。報道からも、あまりいい印象を持っていませんでした。でも、今日、中国の若者と直接話をして、とても謙虚で、一生懸命働こうとしてる姿がわかり、悪い印象がありませんでした。

 日本に来ている外国人、特にアジアの人が、少しでも日本で困らないように役に立てるといいなと思います。そして、日本に対していい印象をもってくれるといいなと思います。それが、日本での犯罪を減らすことにも繋がるし、お互いの理解にもなると思います。